新年度は先生も不安なんだよ(笑)
今日から新学期スタート、というところが多かったのではないでしょうか。
こんばんは。(*^^*)
不登校経験者で元教員のさちこです。
この日を、こんなに穏やかな気持ちで迎えることができるのは、もしかしたら物心ついてから以降、初めてかもしれません。
子どものときも、そして社会人になってからも、この新学期スタートの日は並々ならぬ覚悟を持って臨んでいました。
◎◎◎先生だって不安なんです。(笑)
子ども目線で言うと、楽しみでもあり、ちょっと不安でもありと言う感じでしょうか。
クラス替えのあるところなら、仲良しの友達と一緒じゃなかったらどうしようとか、ちょっと苦手な子とは別のクラスがいいなぁとかの期待も持ちながら、登校しますよね。
そして、担任の先生は誰かなぁ〜。
昨年度まで楽しかったから、またあの先生がいいなぁとか。
今度はあの先生がいいなぁ、とか。
いろいろ想像するものだと思います。
子どものときは、先生の気持ちまで考えませんが、実際教員になってみると、この日ほど緊張する日って無いです(笑)。
4月始まって、担任が決まると、教員はいろいろな準備をします。
名簿・出席簿の作成、教室の棚の配置決め、名前のラベル作り、当番表の作成などなど…
子どもとは始業式まで会えませんから、ひたすら名前と向き合いながらの作業です。
前の担任の先生がいらっしゃれば、引き継ぎを受けたり、または引き継ぎ資料を確認したり。
そうやってクラスのイメージを自分なりに、ある意味勝手に(笑)膨らませます。
黄金の3日間と言う言葉もあるくらい、始業式からの3日間がその後の学級経営に関わってくると言われているので、相当仕込みます。
それはもう、最初の学級開きの自己紹介から命がけとも言っていいくらい(笑)
また、始業式の後に体育館で担任発表があるところが多いと思いますが、これが結構、プレッシャーでした(笑)
だって子どもって正直でしょ。
いい先生に当たれば、歓声が上がるし、そうじゃない場合って静まり返るでしょ(笑)
それは極端な場合でそこまでいかなくても、担任として名前呼ばれたときの子どもたちの表情で、だいたい分かりますよね。
私は受け入れてもらえるのかな。
毎年そういう不安でいっぱいでした。
どれくらいかというと、
吐きそうになるくらい不安(笑)
それが分かってるから、そういうときは朝ごはん食べないのですが、それでも直前はトイレでえづいてました。笑
前日は、はっきり言ってよく眠れませんでした。
懐かしいです(笑)
今となっては。
私ほど、ではなくても、先生たちも多少なり不安を抱えています。
ベテランになっても、子どもたちが違えば前年と同じやり方は通用しません。
そういう意味では、先生は毎年初心者なのかもしれませんね。
なので、先生と子どもと保護者とが協力して、新しいクラスを作っていって欲しいです。先生任せでもなく、もちろん子ども任せでもなく。みんなで。
今回は教員目線でお届けしました。
私は教員を辞めた身ですが、現場の先生方のことは本当に尊敬しています。
4月は気の休まる日がないほどの忙しさだと思いますので、どうかお体を大切にお過ごしください(._.)